臼挽きの情景

 

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稲籾。もみは互いに身をすりあわせて、その殻を脱ぐ。

白鳥健さん(@ken_shirotori)がシェアした投稿 –

籾(もみ)

ここでいう「臼挽き」とは、
稲籾の殻を剥いて玄米にする工程。

臼挽きの機械は動力も構造も効率化されて
進歩しましたが、
原理は昔から同じ。

それは、籾どうしをすりあわせて、
その摩擦でもみ殻を剥く、というものです。

つまり、
籾は、ひとりでは、殻を脱げない。
自分が何であるか、
どうなるべきか知ったとしても、
ともに歩む仲間がいないと、
そこへ向かって変化していくことはできない。

玄米へ生まれ変わる籾を見つめる農夫として、
認識技術を学び伝えるものとして、
忘れないようにしたい。