最近はmp3などのサウンドデータばかりで音楽を聴いていますが、
かつてはカセットテープに録音したりダビングしたり、
好きなように順番を変えて編集して、
自分で聞いたり、誰かにあげたり、ということをしていたものです。
学生の頃はMD。
カセットテープのように伸びたり劣化しにくい事に
感動したものでした。
(ちょっとプレイヤー本体が壊れやすかったけど)
しかし今はそのように、
聴きたい曲だけ集めたり、ということはほとんどしなくなりました。
なぜでしょう…?
どうやら最近は、
聴く対象ではなく、聴く主体の編集に凝っているようです。
聴く主体、すなわち、自分の認識。
一枚のCDを、作曲家・演奏者・編集者の意図のまま聞いたときに、
どのように自分の認識をデザインするか…?
それによって、「音楽」は全く変わってくる。
それもまた、面白いものです。