10月のはじまり

天候やら何やら、もろもろ大変だった9月が終わり
10月になりました。

和暦では神無月、
「神無」は当て字との見解が多いようですが、
神様がみな出雲に赴く月であるようです。

神無月の「無」は、
「神な月」の「な」に字をあてたものと言われ、
実際には「神の月」の意であるようで、
これは「水無月」なども同じです。

では
なぜわざわざ逆の意味になるような「無」をあてたのか?
いつの時代から「無」をあてているのか?

まだ調べきっていないためわからないのですが、
これについては
「有」と「無」に対する日本人の
独特な感性が影響しているように思えてなりません。

それを証明することは難しいかもしれませんが、
その片鱗を、
この「神無月」のうちに見つけられたらよいなと
思っております。