雨の稲刈り

 

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雨の稲刈り。この雨量は許容範囲でした

白鳥健さん(@ken_shirotori)がシェアした投稿 –

今年の稲刈りによくある光景

今年は稲刈りの時期になって本当に雨が多い。

今年の夏の暑さは、みなさま記憶に新しいのではないでしょうか。

順調すぎる日照時間の蓄積により、
8月の末には早くも稲刈りに十分な実り具合となりました。

しかし、そこからこの天候不順です。

風雨で稲が倒れてしまえば、
刈取りが困難になるだけでなく、
稲穂が水に浸かって発芽してしまえば、
お米として食べることが出来なくなってしまいます。

そうならなかったとしても、
時間がたてばたつほど
収穫に適切な時期を過ぎてゆき、
お米の味は落ちてしまいます。

しかし、
コンバインという収穫農機の性質上、
稲穂が湿った状態では刈取りが難しい。

人間はただ、
雨が上がり、風が稲穂の露を払うのを
待つことしかできません。

稲だけでなく、ブロッコリーなどの野菜にも
悪天候が原因の病気が発生し、
まったく出荷ができなかったという話も聞きます。

いろんなところで
「こんな年は初めてだ」
という農家の方のお話を聞きました。

豪雨や地震で直接の災害を蒙った方へは
お見舞いの言葉も見つかりませんが、
そうでない農家の方へも、
今年の天地は厳しく当たるようです。

自然と付き合うことは、厳しいこと。

学び、備え、拓く。
何にでも共通する基本活動が、とても厳しく
試されているのだと
感じます。