【確率】
と
【確率を制限する要素】
運ゲーを構成する要素はこの二つ。
(独自の見解です)
ゲームにおいて、多くの場合
この【確率】は、
「乱数」によって制御されています。
数学が専門ではないので
詳細かつ正確な記述はできませんが、
ゲームを攻略するということは
この乱数をいかに都合よく扱うか、と同義だ
といっても過言ではありません。
乱数の変化を解析して
あからさまな調整を行うことを特に
「乱数調整」と言い、応用として「状況再現」などがありますが、
そこまでしなくとも、たとえば
【キャラクターに強い武器を装備させる】
といったことでも、
これまで10~15だったダメージ値が
20~30の値を取れるように乱数を調整する、
というような、つまり
【確率を制限する要素】
となるのです。
このように「確率を制限」して
いかにプレイヤーに都合の良い状況を作り出していくか、
勝率10%の勝負を実行する前に、
その確率をいかに100%に近づけるか、
いってみればそれがゲームの楽しさであり、
運ゲーの正体なのです。
では、たとえば10%の勝率を、
増加させる手段が全くなかったとしたら、
そのゲームはつまらないのか?
実はそうではありません。
もう一つ考えるべきなのが、
【試行回数】です。
これは運ゲーの外の要素、
プレイヤー側の要素と言えるでしょう。
10分の1の勝ちを引くまで、
そのゲームを繰り返すだけの
準備、時間、根気、その他もろもろを
プレイヤーが確保できるかどうか。
確率、確率を制限する要素、試行回数。
この組み合わせが、
【プレイスタイル】となるのです。
つづく